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映画「グッド・ライ~いちばん優しい嘘~」

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監督:フィリップ・ファラルドー


1968年、ケベック・ハル生まれ。社会政治学と国際関係学を学んだ後、1988年コンテスト形式のテレビシリーズ「La Course Destination Monde」に参加。世界中を旅し、20か国で短編映画20作を作り上げ、見事グランプリ受賞を果たした。その後、アジア人のカナダ移住を描いた政治風刺ドキュメンタリー「Pâté chinois」を監督。2000年には初の長編作『La Moitié gauche du frigo』で、トロント国際映画祭の初監督作品に贈られるベスト・カナディアン・ファースト・フィーチャー賞を、そして2001年ジニー賞ではクロード・ジュトラ賞など数々の賞を獲得した。2006年、長編2作目『Congorama』は、カンヌ映画祭の監督週間のクロージング作品となった。2008年、3作目となる『C’est pas moi, je le jure』は、トロント国際映画祭で初上映され、翌年、ベルリン国際映画祭における4歳以上の子どもを対象にした映画部門で、クリスタル・ベア賞とドイツ児童映画賞を獲得した。2011年の作品『ぼくたちのムッシュ・ラザール』は、トロント映画祭で最優秀カナダ映画賞を獲得したほか、ロカルノ映画祭とロッテルダム国際映画祭で、いずれも観客賞を受賞。2012年にアカデミー賞外国語映画賞にもノミネートされ、全世界で50以上の国と地域に配給された。

脚本:マーガレット・ネイグル

彼女が初めて観客と批評家の注目を集めたのが、2005年のTV映画「ルーズベルト 大統領の保養地」。フランクリン・ルーズベルトの人生を彼の障がいの観点から描き出し、幅広い称賛を受けた本作でエミー賞では作品賞 (テレビ映画部門)を受賞し、ほか16部門にノミネートされた。またネイグルは全米脚本家組合賞(長編テレビ映画部門)を受賞し、ヒューマニタス・ペン賞にもノミネートされた。2010年TVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア 欲望の街」シーズン1で脚本および統括プロデューサーを務め、全米脚本家組合賞(新シリーズ部門)を受賞し、エミー賞作品賞 (ドラマ部門)にもノミネートされた。作品はゴールデン・グローブ賞作品賞(ドラマ部門)を獲得した。2014年のTVシリーズ「Red Band Society」では、スティーヴン・スピルバーグのアンブリン・エンターテインメントを通じて製作総指揮と脚本を務めている。

製作:ロン・ハワード

1954年アメリカ・オクラホマ州ダンカン生まれ。世界で最も人気のある監督の1人であり、製作者である。批評家からの称賛が高い『コクーン』(85)や『バックドラフト』(91)を始め、大ヒットコメディ『スプラッシュ』(84)や『バックマン家の人々』(89)、世界的ヒット作『ダ・ヴィンチ・コード』(06)など、ハリウッドの歴史に残る映画を世に送り出してきた。1995年『アポロ13』で自身初の全米監督協会長編映画監督賞を獲得、アカデミー賞9部門にもノミネートされ、編集賞、音響賞で受賞を果たした。『ビューティフル・マインド』(01)で、初めてアカデミー賞監督賞を受賞し、このほか作品賞、脚本賞、助演女優賞を獲得。最近の作品では、『シンデレラマン』(05)、『フロスト×ニクソン』(08)、『ラッシュ/プライドと友情』(13)で製作と監督を務める。『フロスト×ニクソン』では作品賞を含むアカデミー賞5部門にノミネートされた。